d-リモネンって発泡スチロールの溶剤??
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オレンジXの主成分であるd-リモネン。このd-リモネンって発泡スチロールの溶剤だから犬の毛には悪いんじゃないかと考えている人がいると聞きました。うん、私もオレンジから抽出したオイルを使って発泡スチロールの再資源化に取り組んでいるといういろいろな記事を読んだりテレビで見たりしたことがあります。 東京工業大学工学部附属工業高等学校 工業化学科 森安先生のホームページでは、 d-リモネンと発泡スチロールの分子構造がよく似ている為に親和性が高く、溶剤として機能するとありました。そこで先生にメールで問い合わしてご返事をいただきました。質問の内容は、分子構造が似ている為に溶剤として機能するのであれば、人間の皮膚や毛などは分子構造の違いから親和性が低く影響を与えにくいと考えてもいいでしょうか??と言うもの。 回答は、d-リモネンは柑橘類の果皮に含まれる油状の物質です。発泡スチロールをよく溶かしますし、他の有機物もよく溶かします。従って、界面活性剤(石鹸みたいなもの)と混合して、クリーニング液として用いたりできます。危険物4類の引火性液体に当たります。皮膚や毛髪を溶かすことはありませんが、脱脂される可能性はあります(ちょうど他の有機溶剤が手についたときみたいに)。ただ、天然物ですから環境には優しいし、匂いもシトラス臭がします。とのことでした。先生、不躾な質問に快いご回答ありがとうございました。 さて、私は犬のシャンプーとしてどんどん洗おうと声を大にして言いつづけてきたんですが、果して犬の皮膚に害はないだろうか・・・私の実際に使っている実感からすると問題なーーし!!どんどん洗いましょう!!なんですが、先生の回答の中にある脱脂される可能性があるという部分引っかかりました。うーーん、無責任にどんどん洗おうと言ってはいかんかなぁ。で、先生にもう一度メールをいれてそのようなことが実証できる実験をしてもらえるか、もしくは実験の方法を教えてもらえないかと問い合わせています。この件もまたご返事がありましたらご紹介しますね。 さて、私はこのトピックの記事を以前はオレンジXでは発泡スチロールは溶けないんじゃないかと書いていました。また、発砲スチロールを溶かす機械は大型の物を見たことがあったので〔テレビで〕きっとd-リモネンを大量に使って、熱とか圧力とかをかけながら溶かすんだろうと思っていたのでそういう記事を書きました。 私の間違いでした。オレンジXは原液のままで発泡スチロールを良く溶かします。皆さん発泡スチロール製品の汚れ落しにはオレンジXは絶対に向きませんのでご注意ください。ちなみに、私が小豆を洗っている50倍液からすこし濃い目の液もしばらくつけたままにしていると発泡スチロールを溶かしました。多分100倍液ではどうなのかわかりませんが、長い時間つけていれば溶かすと思います。 ここで考えたいのは、オレンジXの主成分であるd-リモネンは発泡スチロールと親和性の高い溶剤としての機能を持っているのだから何倍に薄めても時間をかければいずれ発泡スチロールは溶けるであろうということです。また、あくまでも親和性が高いのだと言うことを念頭におく必要があります。先生の回答の中で皮膚や毛髪を溶かすことはありませんとありましたから、発泡スチロールを溶かす=皮膚や毛髪に害があるとは短絡的に考えるべきではないと思います。 さて、ここで考えなくてはならないのは、「羹に懲りて膾をふく」という愚を冒さないこと。薬も使用法と量を間違えれば毒となり、毒をもって毒を制すと言うことわざがあるように危険性に気をつけながらも便利なものは有効利用していく方がいいじゃないですか。 昔からゆず湯に入ってきた日本人。知らず知らずにみかんの皮に含まれる殺菌・洗浄成分と香気によるアロマテラピー効果を利用してきたのではなかろうか。もちろんオイル成分で肌は艶々ピッカピカですよね。もちろんゆず湯のd-リモネンの量とシャンプーとして使う量は比べ物になりませんが・・・。 メーカーに寄ればD−リモネンは危険性がありますが、リモネンのベルガモット・テンペン等の物質は、蒸留してあり大丈夫とのこと。原液でph7.2、通常10倍・50倍・100倍等で使用。オールマイティーな石鹸ですが、石鹸としての認可(通産省)しかとってなく化粧品(厚生省)としての認可が無い為、シャンプー・洗顔・洗髪して大丈夫とはいえません。・・・でも使用している・入浴剤としてつかっている。といった声はききます。と言う記事が載っていました。私は大丈夫だと思いますよ。 それに百聞は一見に如かず。あれだけアレルギーで皮膚がボロボロだった小豆の後ろ足、大腿部の毛がきれいに生え揃って先日も病院できれいになってよかったですねと言われたばかり。しかも来てから一ヵ月半の間にシャンプー7回、雨で連日洗った日もありました。フードが合わなくて皮膚が真っ赤になり血が出るほどの小豆の肌を本当にオレンジXが荒らしてしまうなら私は即座に使用を中止しています。だってオレンジXの回し者じゃないもの。毒と薬のさじ加減が難しいですが、私は現在食器用の洗剤として原液を素手で使っていますが問題なし。使用した後にきちんと手を洗ってますからね。すすいでいると言うべきか。 人間の皮膚はph5.5位、犬の皮膚はph7.5位なんだと東大獣医薬理教室のホームページに載っていました。ならばph7.2のオレンジXは少なくとも犬の皮膚に悪影響を与えることは少ないんじゃないでしょうか。皆さんはどうお考えになりますか?? 以下にあるホームページからd-リモネンで検索した中の一つの説明文を載せます。食品添加物で認可されているものなんですよね。どういう目的で使用する添加物としての認可かは知りませんが・・・でも飲料水につかわれていますね。それなら毛や皮膚に付いてそれをきちんと洗い流してしまうシャンプーの用途としては問題ないんじゃないのかしら?? シャンプーしてもよく流さないっていう人にはどんなシャンプーつかわせてもどれだけ期間をあけたとしても問題が出てくるだろうとは思いますが、普通にシャンプーして洗い流して乾燥させるところまで責任もって世話できる人なら私はこういう問題は取り越し苦労だと思うんですけどね。 (2)柑橘精油(リモネン) 柑橘の皮およびオレンジジュースに含まれるリモネンは、現在、発泡スチロールのリサイクル時における溶剤として注目を浴びているが、この精油も香料、洗浄剤として古くから使用され、柑橘の皮自体が陳皮という名前で漢方薬や保健飲料、一般飲料(アサヒ十六茶など)に使用されている。リモネンは、また桧や杉などの木材成分の一つで、ドイツの自然塗料および自然系塗料メーカーでは溶剤として使用されているが、米国などでは洗剤として大量に使用されている。リモネンの安全性に関して発がん性や、変異原性は認められず、最近では消化促進効果、がん予防効果が認められている。FDA(米国食品医薬品局)はD−リモネンを食品添加物としてGRAS15(Generally Recognized As Safe、一般的安全成分)に指定している。
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